HDDの処理について

本ページでは、ハードディスクドライブ(HDD)の交換と処理に関するブルーコートのポリシーについて説明します。本ポリシーは、返却される製品の認証(RMA)プロセスに基づいて返却されるドライブにのみ適用され、適用条件はお客様が購入したサービスオプションパッケージによって異なります。

ハードディスクの交換(X-Seriesを除く):

代替HDDの受領後10日以内に、それまでご使用されていたHDDを当社までご返却ください。当社では、さまざまな障害検証テストを実行する過程で、HDDに存在するデータを確実に消去する手順を実施しています。

BlueTouch StandardとBlueTouch Standard Plusサービスをご契約のお客様でHDDを返却しないことを選択された場合、返却されなかったドライブ1台につき500ドルをお支払いただきます。BlueTouch Advanced、BlutTouch Premium、またはBlutTouch Premium Plusをご契約のお客様で、HDDを返却せず、ご自身で廃棄することを選択された場合、1年につき1台のHDD(1つのシステムのシリアル番号ごと)については当社に返却されない場合でもお支払いの必要はありません。

BlueTouchのサービス
オプションパッケージ
HDDを返却しないことによって発生する
料金
HDDを返却しないことによって発生する料金
の免除(1年に1台のHDD)
Standard 対応あり --
Standard Plus 対応あり --
Advanced -- 対応あり
Premium Plus -- 対応あり
Premium -- 対応あり

上記の料金の請求の際に適用される部品番号は070-08108です。お客様がHDDを返却しなかったり、請求書の受領後35日以内に請求金額を支払わなかった場合、当該製品に対する当社のサポートとサービスの提供が中止されることがあり、当社の保証が無効になります。

当社のほとんどのサービス契約では、当社が明示的に条件を免除していない限り、代替ハードウェアとの交換の際に、障害が発生したシステムや消耗品でないFRUを返却しなければならない旨の条件が存在しています。   

プロセスの説明 - ブルーコートにおけるRMAに基づくHDDの取り扱い

障害検証プロセス - どのような状況でHDDの返却が行われた場合であっても、当社は障害検証テストの一環として磁気ディスクメディアに存在する全てのデータを消去します。本プロセスでは、2種類の個別の診断プログラムを使用した障害検証テストプロセスによって、ディスクへの書き込み検証テストを2度実行します。当社が使用する診断プログラムでは、ディスクの全ての領域にさまざまなビットパターンを書き込むことによって、読み取り/書き込み回路とディスクメディアを検証します。この手順により、HDDに存在するすべてのデータが上書きされ、完全に消去されます。HDDについてトラブルが発見されなかった(NTF)ことが確認されると、必要なオペレーティングソフトウェアのロードを行います。HDDのメディア上のデータが完全に消去されていない場合、新規ソフトウェアをロードできません。問題が検出されたHDDについては、検証テストは行わず、直接製造メーカーに修理を依頼します。

修理プロセス -- HDDの製造メーカーは、障害検証プロセス時に実行するテストに加えて、米国の国防総省の産業保全プログラム(DOD 5520. 22M)に準拠した独自の書き込み検証テストを行います。このプロセスを通じて、製造メーカーはアドレス可能なあらゆる領域に対して文字およびそれに類するデータで上書きした後、ランダムな文字でさらに上書きし、検証を行うことで、全てのメディア上のデータが完全に消去されたことを確認します。このプロセスは(少なくとも)3回実行されます。エラーによってコンポーネントまたはディスク自体の交換が必要な場合、交換後に書き込み検証テストを再度実行することで、正常に動作することを確認します。エラーが発見されなかった場合、HDDには低レベルの初期化プロセスが実施されます。その結果、HDDで古いデータが復元される可能性がなくなり、再利用できる状態になります。

スクラッププロセス - HDDまたはアセンブリが修理不可能で、製造メーカーによる交換用の返却プログラムがない場合、米国の国防総省が設定したプログラムに基づいて磁気ディスクメディアに存在するデータを完全に消去するプロセスが適用されます。これによって、データの復元や回復を行うことができなくなります。その後、HDDの分解と物理的な破壊が実行され、破壊証明書が発行されます。

当社にHDDを返却されない場合 - 診断後、HDDの交換が必要となり、RMAが適切であると判断された場合でも、データセキュリティに関する懸念により、お客様がHDDを返却しないことを選択することができます。この場合、当社では障害が発生していると判断しても、それ以降の障害分析を行うことができず、障害の根本的な原因を最終的に特定し、報告することができなくなる可能性があります。このような場合、代替品の提供保証契約に基づいてお客様に先出しで出荷されたHDDに対して、障害が発生したHDDがお客様から返却されないだけで、RMAプロセス自体は通常通り実施されます。

HDDの機能 - 当社が提供するHDDには、他のオペレーティングシステムのファイルシステムのレイアウトとは互換性のない独自のディスクレイアウトが含まれています。あるブルーコートのデバイスから別のブルーコートのデバイスにHDDを移動することはできますが、HDDを新規のデバイスに挿入することによってHDDの初期化が再度行われ、そのHDDに存在していた全てのデータにアクセスできなくなります。